一般の方へ

あなたの腎臓は大丈夫?

あなたの腎臓は大丈夫?

下記の症状があれば、
早めの検査をお勧めします!

尿検査で蛋白尿が出た
尿の色が濃い、泡立つ
夜間トイレ回数が多い
疲れやすく常にだるい
息切れしやすい
顔色が悪いと言われる
むくみがひどい
貧血気味である

上記の症状が現れても、腎臓病と確定されるわけではありません。

腎臓病を知る検査

L-FABPとは?

L-FABPとは腎臓の近位尿細管に存在する脂肪酸結合蛋白で、腎障害が進行する前の尿細管周囲の血流不全による酸化ストレスによって尿中に排出されます。

尿中のL-FABPの値が高くなることで腎障害進行・悪化を早期に評価できる尿検査です。検査結果で腎機能のリスクがあれば予防対策をとって、早い段階からリスクを回避して頂けます。

L-FABP排出のメカニズム

検査結果の例1(CKD患者)

L-FABPの値が高い方は心血管疾患および末期腎臓病の進行リスクが有意に高かった。

検査結果の例2(糖尿病患者)

L-FABPの値が高い方は糖尿病性腎症の進行リスクが有意に高かった。

総合診断と併せて、
かかりつけ医へのご相談をお勧めします。

CKDと診断されたら?

血圧管理と尿蛋白を減少させて腎臓を保護することが重要です。

食事療法

減塩が最も重要です。
1日3g以上6g未満が目安です。また、 食べ過ぎやコレステロールの取り過ぎにも注意して下さい。

生活習慣の改善

肥満に気をつけましょう(BMI 25未満を目指しましょう)。
義務づけられているメタボ健診を必ず受診しましょう。
またウォーキング等の運動、禁煙、規則正しい生活を心がけましょう。

目標血圧値の維持

心血管疾患の発症を防ぐためにも血圧には十分注意しましょう。

血圧の目安は、糖尿病を合併していない場合は
診察室血圧が140/90mmHg未満で、糖尿病を合併しているか、
あるいは糖尿病がなくても蛋白尿がある場合は130/80mmHg未満となっています。


かかりつけ医、または腎臓専門医に相談し、
個人の症状に合った指導を受けましょう。

動物用L-FABP測定キット

尿中L-FABP をサンドイッチ法で比色定量するELISAキットです。対象動物:ラット、イヌ、ネコ、サル、ブタ。

L-FABP情報サイト
メールマガジン[医療者向け]

診断を中心とした腎疾患に関する最新情報を、定期的にお届けします。

レナプロ® L-FABPテスト
POCの使い方

このページの
TOPへ ▲
TOPページへ ▶