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慢性腎臓病(CKD)とは?

慢性腎臓病(CKD)とは?

下記のいずれか、または両方が3カ月以上続いている状態をいいます。

1. 腎機能の低下

正常な腎臓の働きは糸球体濾過量(GFR)が100mL/分前後ですが、働きが60%以下に低下している状態。

2. 腎傷害

蛋白尿などの尿異常をはじめ、画像診断や血液検査、病理所見で腎傷害が明らかな状態。


※通常では「腎障害」を使用しますが、当コーナーでは「腎傷害」と記載させていただいております。

成人の8人に1人が慢性腎臓病

慢性腎臓病(CKD)とは慢性に経過するすべての腎臓病のことで、生活習慣病(高血圧、糖尿病など)との関連が深く、誰もがかかる可能性のある病気です。

慢性腎臓病にかかると、脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患発症のリスクが約3倍にも高くなることがわかってきました。

また、CKDが進行して腎不全になると体内から老廃物を除去できなくなり、最終的には人工透析や移植が必要になります。

※エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2009(社団法人 日本腎臓学会 編)より

CKDの初期症状

CKDの初期には自覚症状がなく、知らないうちに病期が進行していることが多くあります。そのため、定期的な健康診断をおすすめします。

また、腎臓は悪くなってしまうと自然に治ることはほとんどありません。自覚症状もなく、そのまま放っておくと、どんどん進行して取り返しのつかないことになるおそれがある病気です。

CKD発症・悪化の危険因子

高血圧
糖尿病
脂質異常症
肥 満
喫 煙
多量の飲酒
運動不足
ストレス

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