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健診受診者の5.3%が早期慢性腎臓病 就労世代8万人の健診データを分析

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腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト
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No.65/2024年3月配信号[医療者向け]
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皆さまこんにちは。
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」No.65をお届けします。

※このメールマガジンは、過去にシミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部 と名刺交換をさせていただいた皆様、サイトにアクセスし資料請求いただいた皆様へお届けしております。

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■目次
□腎疾患 最近の話題
□L-FABP関連文献ピックアップ
□お知らせ
□編集後記
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■腎疾患 最近の話題■
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▼健診受診者の5.3%が早期慢性腎臓病 就労世代8万人の健診データを分析(2024年2月14日)

 健診受診者の5.3%に早期の慢性腎臓病があることが、広島大学や京都大学などが就労世代8万人の健診データを分析した研究で明らかになった。また、早期慢性腎臓病による1人あたりの年間の医療費の増加は、尿タンパク陽性では2.7万円、腎機能低下では9.1万円、腎機能低下と尿タンパクでは18.7万円になることも分かった。
 
詳細はこちら>>
https://dm-rg.net/news/56339647-be93-44ab-8ab2-3ca502a758fe?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2403

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■L-FABP関連文献ピックアップ■
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【新着論文】
Urinary liver-type fatty acid-binding protein levels may be associated with the occurrence of acute kidney injury induced by trauma.
Front Med (Lausanne). 2024 Feb 23: vol.11: 1346183.

<論文要約>
ICU症例におけるAKIは多臓器不全の一つとして致死率に関わり、その予後を改善するためにはAKIを早期に診断し、早期の介入が求められる。著者らは腎近位尿細管に発現し、虚血や酸化ストレスを反映して尿中に排泄されるL-FABPに着目し、100例の外傷患者を対象とした単施設前向き観察研究をおこなった。外傷患者を対象とすることは、内因性疾患よりも発症時期が明確であることが多く、AKI発症と尿中L-FABP値との関連を検討しやすいという利点がある。
レナプロ(R) L-FABPテスト POCを使用し、外傷受傷6時間後および12時間後の外傷患者の尿中L-FABPを評価した。結果として15名がAKIと診断され、6時間後のL-FABP評価結果を外傷重症度スコア(ISS)・造影剤使用・ショック指数(SI)で調整した後のオッズ比(OR)は20.55(P=0.001)となり、また6時間後と12時間後の2時点のL-FABP評価結果をもとに同様に3因子で調整した後のオッズ比は18.24(p<0.001)であった。1時点の評価をおこなった場合に比べ2時点での評価をおこなった場合の方が、特異度が高く、より正確なAKI発症に関する評価が可能と考えられた。
尿中L-FABPは外傷後のAKI発症と関連し、ダイナミックに変化する血行動態と全身病変の急性期状態を反映するバイオマーカーであると考えられる。

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■お知らせ■
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▼セミナー、学会展示会の御礼

去る3月3日、第100回大阪透析研究会にて、
急性腎障害をテーマとした共催セミナーを開催いたしました。
また、下記の学会において展示会に出展をいたしました。
ご来場くださいました皆様に、深く感謝申し上げます。
・3月8日(金)~10日(日)第88回日本循環器学会学術集会
・3月14日(木)~16日(土)第51回日本集中治療医学会学術集会

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■編集後記■
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いつもメールマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。

我が家のネコは今年で14歳になります。2年程前から、獣医の先生に歯槽膿漏の治療をご提案いただいていたのですが、治療には全身麻酔が必要ということで、なかなか踏み切れずにいました。先日、獣医の先生から歯槽膿漏は、ネコの死因の上位である腎疾患の危険因子という論文があると教えていただき、ついに治療を決断しました。
半日ほどの入院で、あっさり治療は終わり、当日からゴハンをモリモリ食べていました。ちょっと拍子抜けしましたが、元気にゴハンを食べて長生きして欲しいです。ついでに血液検査も行い、今のところ腎疾患ではなさそうと分かり一安心しています。
色々な言い訳をして後回しにせず、大きな病気になる前に体のメンテナンスをすることは大切なことだと実感しました。(杉山)
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最後まで「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」をお読みいただき、誠にありがとうございました。
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト」にも、たくさんの情報をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
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お知らせ

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