メールマガジン

新型コロナ患者の入院時の腎機能障害とその重症度が急性期の予後不良因子に

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト
■□■□メールマガジン□■□■
No.55/2022年7月配信号[医療者向け]
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

皆さまこんにちは。
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」No.55をお届けします。

※このメールマガジンは、過去にシミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部 と名刺交換をさせていただいた皆様、サイトにアクセスし資料請求いただいた皆様へお届けしております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■目次
□腎疾患 最近の話題
□L-FABPとは?FAQ よくある質問
□L-FABP関連文献ピックアップ
□お知らせ
 新作News Letterのご紹介(熱中症など)
□編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………
■腎疾患 最近の話題■
……………………………………………………………………
▼新型コロナ患者の入院時の腎機能障害とその重症度が急性期の予後不良因子に 国内8施設の新型コロナ患者500人を調査 (2022年6月28日)

 横浜市立大学、東京慈恵会医科大学、埼玉医科大学は、新型コロナ患者での入院時の腎機能がもたらす急性期の予後への影響を検討し、入院時に腎機能障害が認められた新型コロナ患者は、腎機能障害がない患者に比べ、主要評価項目[院内死亡、体外式膜型人工肺(ECMO)、人工呼吸器の使用、集中治療室(ICU)入室の合計]の発生リスクが有意に高いことを明らかにした。

詳細はこちら>>
https://dm-rg.net/news/ab7a0c9d-cd08-4692-b8cf-e651758b2d29?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207

……………………………………………………………………
■L-FABPとは?FAQ よくある質問■
……………………………………………………………………

検体、測定/POC
Q4室温での検体の保存安定性を教えてください
A4
室温保存の場合8時間程度であれば測定結果に与える影響は軽微であると考えます。まれに高濃度のL-FABP(数百ng/mL)が検出された尿検体のなかには、継続的にL-FABP値が上昇する検体も確認されているため、採尿後すみやかに測定していただくことを添付文書に記載しています。

ほかにも、L-FABPについて、検体、測定、製品の性能・操作、保険収載情報など、
よくお寄せいただくご質問をまとめたFAQはこちら>>
https://www.fabp.jp/about/faq.php?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207

……………………………………………………………………
■L-FABP関連文献ピックアップ■
……………………………………………………………………

慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)、薬剤性腎障害(Toxicology)、薬理学(Pharmacology)、運動(Exercise)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、日本語総説、ガイドラインなど、に分類したL-FABP関連の最新論文をご紹介します。

L-FABP関連文献に【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)】のカテゴリを追加いたしました。
▼【文献番号:191】Direct hemoperfusion using a polymyxin B-immobilized polystyrene column for COVID-19. J Clin Apher. 2021

詳細はこちら>>
https://www.fabp.jp/research/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207

……………………………………………………………………
■お知らせ■
……………………………………………………………………

新たに下記のNews Letter (論文ピックアップ)をL-FABP情報サイトに掲載致しました。ぜひご覧ください。

【No.22】〔資料番号:JP-13-22〕
▼熱中症患者における腎障害の早期バイオマーカー:前向き観察研
(Nephrology Dialysis Transplantation誌、2022年)
 尿中L-FABPは熱中症重症度に応じて上昇し、かつ血清クレアチニンが高い患者ほど高い値を示した唯一の尿中バイオマーカーであった。尿中L-FABPはPOCキットを用いた簡便な測定が可能であり、現場救助の段階でさらなる腎障害を防ぐための治療方針に関わる、科学的かつ客観的な指標として有用である可能性が考えられる。

【No.21】〔資料番号:JP-13-21〕
▼尿中L-FABPは重症患者の急性透析療法離脱の指標となる
(Archives of Pathology and Laboratory Medicine誌、2022年)
 RRT離脱時の尿中L-FABP/クレアチニン補正値は、SOFAスコアと組合わせて90日以上透析を必要としない患者、また死亡率を高い精度で予測しうることが示された。このことから尿中L-FABP/クレアチニン補正値は、RRTを必要とするAKI患者の層別化において既存の判断基準の予測能を向上させうる有用かつ新たな指標であると考えられる。

【No.23】〔資料番号:JP-13-23〕
▼尿中L-FABPはシスプラチン誘発性急性腎障害の予測因子
(BMC Nephrology誌、2022年)
 シスプラチンを用いた化学療法(CIS-CT)から2日目より後に有意な上昇が認められる血清クレアチニンよりも早く、6 時間以内のL-FABP の尿中排泄量の増加によって急性腎障害が予測しうることが示された。尿中L-FABPはCIS-CT後のAKIリスクを有する患者の早期段階での特定に有用であり、さらには腎毒性予防のための治療の指標として有益なマーカーである可能性が考えられる。

資料ダウンロードはこちら>>
https://fabp.jp/newsletter/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207

……………………………………………………………………
■編集後記■
……………………………………………………………………
雨が降りしきり蒸し暑い日々が続いておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。関東は6月下旬に梅雨明けが発表されたにもかかわらず7月に入っても雨模様がみられ、7月中旬過ぎ頃という当初の予測がより正解に近かったようです。人にとってはうっとうしく感じるかもしれないこの時期の雨もそのほかの生き物や作物にとっては力強く成長するための恵みになっているのだろうと思いながら、休日は家に引きこもり趣味に没頭して過ごしています。(奥田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最後まで「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」をお読みいただき、誠にありがとうございました
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト」にも、たくさんの情報をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207

なお、登録内容の変更・削除、
メールでのお問い合わせは、下記よりお願いいたします。
……………………………………………………………………
▼登録内容の変更・削除
下記メールアドレスに空メールをお送りください。
登録内容の変更・削除の手順をメールにてお送りいたします。
mhlab.122mlg@fofa.jp
……………………………………………………………………
▼メールでのお問い合わせ
l-fabp@cmic.co.jp
……………………………………………………………………
L-FABP情報サイト
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2207
■発行元:
シミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部
……………………………………………………………………
※このメールは等幅フォントでご覧ください
Copyright(C) CMIC HOLDINGS Co., Ltd. All rights reserved.

お知らせ

関連文献、展示会・講演会情報を更新いたしました。

関連文献を追加しました。 展示会・講演会情報を更新いたしました。

展示会・講演会情報を更新いたしました。

展示会・講演会情報を更新いたしました。

関連文献を追加しました。

関連文献を追加しました。
TOP