メールマガジン

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の心腎保護効果の違いが明らかに

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腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト
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No.52/2022年1月配信号[医療者向け]
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201
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皆さまこんにちは。
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」No.52をお届けします。

※このメールマガジンは、過去にシミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部 と名刺交換をさせていただいた皆様、サイトにアクセスし資料請求いただいた皆様へお届けしております。

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■目次
□腎疾患 最近の話題
□L-FABPとは?FAQ よくある質問
□L-FABP関連文献ピックアップ
□L-FABP展示会・講演会情報
□L-FABP製品に関する資料請求のご案内
□お知らせ
 第85回日本循環器学会学術集会のセミナー記録集が完成いたしました!!
□編集後記
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■腎疾患 最近の話題■
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▼SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の心腎保護効果の違いを明らかに 2型糖尿病患者の肥満やアルブミン尿に着目したメタ解析(2021年12月8日)

 横浜市立大学は、2型糖尿病患者での肥満およびアルブミン尿の有無や、2種類の糖尿病治療薬(SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬)がもたらす、心臓と腎臓に対する臓器保護効果との関係を比較した研究を発表した。
 肥満のある2型糖尿病患者では、GLP-1受容体作動薬は、プラセボを用いた患者に比べ、心血管イベント(心筋梗塞や脳卒中など)のリスクを有意に減少させたが、SGLT2阻害薬は、有意に減少しないことを明らかにした。
 また、SGLT2阻害薬は、アルブミン尿の有無を問わず、GLP-1受容体作動薬より2型糖尿病患者の腎イベント(腎機能悪化、透析導入、マクロアルブミン尿など)を有意に抑制したが、心血管イベントのリスク低減効果には差がないことを明らかにした。
詳細はこちら>>
https://dm-rg.net/news/0fa26f9a-adb1-42fb-a77e-cd9a716777b2?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

▼2型糖尿病モデル SDT fattyラットを用いたGLP-1受容体作動薬の腎保護効果に関する研究結果が報告されています。(弊社Rat L-FABP ELISA Kitを使用)

Renoprotective effect of GLP-1 receptor agonist, liraglutide, in early-phase diabetic kidney disease in spontaneously diabetic Torii fatty rats
Clin Exp Nephrol. 2021;25(4):365-375.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33409761/

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■L-FABPとは?FAQ よくある質問■
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検体・測定/ELISA Kit
Q2
尿中クレアチニン補正は必要ですか? また、クレアチニン補正換算式を教えてください
A2
原則、尿濃度の誤差を防ぐため、尿中クレアチニン補正が必要です。ただし、POCキットの測定結果は濃度での判定となります。

【換算式】
L-FABP(ug/g・Cr) = L-FABP (ng/mL)÷Cr(mg/dL)×100

急性腎障害(AKI:Acute Kidney Injury)の場合は、尿中クレアチニンの値自体が大きく変動する場合があるため、尿中L-FABP測定値の濃度も合わせてご報告し、先生方のご判断で、実測値または補正値を採用していただいています。

ほかにも、L-FABPについて、検体、測定、製品の性能・操作、保険収載情報など、
よくお寄せいただくご質問をまとめたFAQはこちら>>
https://www.fabp.jp/about/faq.php?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

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■L-FABP関連文献ピックアップ■
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慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)、薬剤性腎障害(Toxicology)、薬理学(Pharmacology)、運動(Exercise)、日本語総説、ガイドラインなど、に分類したL-FABP関連の最新論文をご紹介します。

▼Urinary Liver-type Fatty Acid-Binding Protein Predicts Residual Renal Function Decline in Peritoneal Dialysis Patients. Med Sci Monit.2020

詳細はこちら>>
https://www.fabp.jp/research/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

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■L-FABP 展示会・講演会情報■
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▼第49回日本集中治療医学会学術集会
【企業展示】
会期:2022年3月18日(金)~20日(日)
会場:仙台国際センター特設テント、せんだい青葉山交流広場

その他学会・展示会情報はこちら>>
https://www.fabp.jp/meeting/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

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■L-FABP製品に関する資料請求のご案内■
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L-FABP製品に関する動画、文献、パンフレット、資料などをお届けいたします。
資料送付をご希望の方は、下記よりお申し込みください。
▼医療スタッフ向け資料送付のお申し込み(無料)
https://www.fabp.jp/form/request.php?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

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■お知らせ■
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▼第85回日本循環器学会学術集会のセミナー記録集が完成いたしました!!
「内科系心臓集中治療室における急性腎障害:尿中L-FABP濃度測定の臨床的意義」

バイオマーカーを指標としたSubclinical AKI の概念が広まるなか、血清クレアチニン上昇や尿量減少をもとにした従来の急性腎障害の診断基準が変わりつつある。本セミナーでは内科系心臓集中治療室における急性腎障害と尿中L-FABPの有用性について、藤田医科大学ばんたね病院 臨床検査科教授の石井 潤一先生に講演いただきました。

資料請求も可能です。お問い合わせはこちらから>>
https://www.fabp.jp/research/article.php?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

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■編集後記■
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いつもメールマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。
新たな変異を有するオミクロン株の市中感染が拡がり、第6波の不安を抱えたまま2022年を迎えました。腎臓近位尿細管に由来するL-FABPは虚血・低酸素、また酸化ストレスを反映し尿中に排泄され腎疾患の早期バイオマーカーとして使用されますが、一方で敗血症患者やCOVID-19罹患患者の早期段階での重症化リスク判別などにおける有用性も数多く報告されています。予後に関わる鬼を滅する一太刀を決めるための一助となる糸として、尿中L-FABPを様々なシーンでご活用いただけますよう、今後も情報発信に努めてまいります。本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。(大畑)
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最後まで「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」をお読みいただき、誠にありがとうございました
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト」にも、たくさんの情報をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2201

なお、登録内容の変更・削除、
メールでのお問い合わせは、下記よりお願いいたします。
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▼登録内容の変更・削除
下記メールアドレスに空メールをお送りください。
登録内容の変更・削除の手順をメールにてお送りいたします。
mhlab.122mlg@fofa.jp
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▼メールでのお問い合わせ
l-fabp@cmic.co.jp
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■発行元:
シミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部
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お知らせ

関連文献、展示会・講演会情報を更新いたしました。

関連文献を追加しました。 展示会・講演会情報を更新いたしました。

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関連文献を追加しました。

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