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熱中症患者における腎障害の早期バイオマーカー L-FABP : 前向き観察研究

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腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト
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No.61/2023年7月配信号[医療者向け]
https://www.fabp.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2307
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皆さまこんにちは。
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」No.61をお届けします。

※このメールマガジンは、過去にシミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部 と名刺交換をさせていただいた皆様、サイトにアクセスし資料請求いただいた皆様へお届けしております。

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■目次
□腎疾患 最近の話題
□L-FABPとは?FAQ よくある質問
□L-FABP関連文献ピックアップ
□L-FABP展示会・講演会情報
□編集後記
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■腎疾患 最近の話題■
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▼熱中症患者における腎障害の早期バイオマーカー:前向き観察研
(Nephrology Dialysis Transplantation誌、2022年)
 尿中L-FABPは熱中症重症度に応じて上昇し、かつ血清クレアチニンが高い患者ほど高い値を示した唯一の尿中バイオマーカーであった。尿中L-FABPはPOCキットを用いた簡便な測定が可能であり、現場救助の段階でさらなる腎障害を防ぐための治療方針に関わる、科学的かつ客観的な指標として有用である可能性が考えられる。

詳細はこちら>>
https://fabp.jp/pdf/NewsLetter22.pdf
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/54709

その他、熱中症関連資料はこちら>>
[JP-14-11] 救急・集中治療領域におけるバイオマーカーの有用性と今後の展望
(第47回 日本集中治療医学会 学術集会 ランチョンセミナー記録集)
https://fabp.jp/wp/wp-content/uploads/2017/06/20200924_leaflet.pdf

▼糖尿病性腎臓病の新たな治療標的を発見 尿細管のミトコンドリアリボソームが尿タンパクを低下 徳島大学 (2023年6月13日)

 徳島大学は、ミトコンドリア独自のタンパク合成装置であるミトコンドリアリボソームの活性化に、ミトコンドリアを活性化し、糖尿病性腎臓病の尿タンパクを低下させ、腎障害を改善する新規の治療効果があることを発見したと発表した。

詳細はこちら>>
https://dm-rg.net/news/458a5f37-4adc-4d30-9bd4-8a28d72e5a3a?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2307

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■L-FABPとは?FAQ よくある質問■
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検体、測定/POC Kit
Q2
測定に最適な採尿のタイミング(早朝第一尿、随時尿、蓄尿)を教えてください
A2
いずれの尿でも(酸性蓄尿を除く)、尿中L-FABPは測定可能です。ただし、モニタリング時には、検体の条件をそろえることが望ましいです。

ほかにも、L-FABPについて、検体、測定、製品の性能・操作、保険収載情報など、
よくお寄せいただくご質問をまとめたFAQはこちら>>
https://www.fabp.jp/about/faq.php?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2307

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■L-FABP関連文献ピックアップ■
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慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)、薬剤性腎障害(Toxicology)、薬理学(Pharmacology)、運動(Exercise)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、日本語総説、ガイドラインなど、に分類したL-FABP関連の最新論文をご紹介します。

▼Association of urinary liver-type fatty acid-binding protein with outcomes after adrenalectomy for unilateral primary aldosteronism. Clin Chim Acta. 2023

尿中L-FABPは、副腎摘出手術を受けた片側原発性アルドステロン症患者の術後リスクの評価に有用であることが示された。

詳細はこちら>>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37394162/

▼【文献番号:209】Urinary liver-type fatty acid binding protein is increased in the early stages of the disease with a risk of acute kidney injury induced by histone. Nephrology (Carlton).2023

ヒストンは敗血症やCOVID-19の重症化因子の一つであると報告されている。このヒストンは、例えば好中球から好中球細胞外トラップ(Neutrophil Extracellular Traps: NETs)の構成成分として血液中に放出される。本試験ではヒストンが急性腎障害のリスクを伴うごく初期段階において尿中L-FABP増加の原因物質の一つであることが示された。またこのごく初期段階において、腎臓近位尿細管周囲の虚血・酸化ストレスを反映する尿中L-FABPはヒストンによる凝固系や微小血栓の変化を反映する非侵襲的なバイオマーカーであると考えられた。

詳細はこちら>>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37076661/
https://www.fabp.jp/research/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2307

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■L-FABP 展示会・講演会情報■
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今後開催される、L-FABP 展示会・講演会情報です。

▼第34回日本急性血液浄化学会学術集会
【企業展示】
会期:2023年9月30日(土)・10月1日(日)
会場:ウインクあいち

その他学会・展示会情報はこちら>>
https://fabp.jp/meeting/?utm_source=mailmagazine&utm_campaign=2307

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■編集後記■
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いつもメールマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。
梅雨の晴れ間に今年の最高気温が更新されるなど、暑い日が続くように感じております。この季節は熱中症にも気を付けたいところです。街中でマスクをされていない方もよく見るようになりましたが、マスクの着用と熱中症発症の関係についてはいろいろと議論されています。マスクの有無に関わらず、いずれにしても小まめに水分補給を行って熱中症の対策をしていただきたいと思います。
暑さ厳しき折柄、皆様のご健康をお祈り申し上げます。(及川)
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最後まで「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト メールマガジン」をお読みいただき、誠にありがとうございました
「腎疾患診断用バイオマーカー L-FABP情報サイト」にも、たくさんの情報をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
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▼登録内容の変更・削除
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登録内容の変更・削除の手順をメールにてお送りいたします。
mhlab.122mlg@fofa.jp
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▼メールでのお問い合わせ
l-fabp@cmic.co.jp
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シミックホールディングス株式会社L-FABP 事業部
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お知らせ

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